古今東西 而二不二 Game
金華山へ行って日子坐の鍵をもらってからというもの、かなりのインスピレーションが降りてきます。
やはり、トキの扉を開いたというか、トキのない世界へ入ったという感じです。
今日、わかったことは前回、トキの彼方から22(不二)のメッセージで書いた22(不二)が、金胎不二(きんたいふに)さらには、而二不二(ににふに)(岩瀧山 往生院六萬寺)の世界であることがわかりました。
金華山の金とはおそらく金剛界の金であり、品川寺HPには下記のように記されている。
「理智」の「理」は胎蔵界の平等性、「智」は金剛界の分別智を表し、金・胎両部は不二であることを説く。そして、この両界によって大日如来の徳が完全に示され、理智不二は、本来清浄の境地であり、両界に現存する無量の諸仏諸尊の徳を礼讃することを主旨としている。
つまり、ここでいう『理』とは、私が女神理(メガリ)であると指摘してきた【巡り/恵み】のことであり、ダブルMの平等性のことであり、『智』とは、剣にも形容される私が【ロゴス】と呼び続けてきたものであります。
そのバランスに私自身も非常に悩まされました。
その答えが<白龍⇒白兎⇒トキ⇒金>の流れで示されたことは、驚きです。
そして、大日如来という神が、男性でも女性でもなかったという事実を知って、さらに驚きました。
而二不二(ににふに)のページにも書かれているように、紙には、表と裏があってこそ紙であるわけであって、どちらか一方ではない、ということ。これが大日如来という神(紙)なのです。
不二理論確立の過程で重要な役割を果たした人物にwikipedia:聖宝がいます。
天智天皇の6世孫にあたるようですが、金胎不二の思想は日本独自のアニミズムに基づくものなので、葛城氏の出自をもう一度、トレースし直さないといけないと思いました。
ということはですね、水を祀ったwikipedia:元正天皇の時代に大日如来は金胎不二の象徴であるという認識はあったはずで、秦澄に白山を開山させると同時にどこかに太陽神も祀ったはずですけど、その痕跡がありません。父親が草壁皇子であるから余計に何か怪しいです。草壁はつまり日下部ですから太陽信仰の氏族ですから。。。
養老2年(718 )に元正天皇の大日堂再興すべしとの勅命により、都から名僧行基が遣わされ再建されることになった。
(大日堂舞楽)
かなり広い範囲でオオヒルメの信仰というのが定着していたようです。今回の地震で被害がなかったか心配です。
ちなみに六甲山に広く分布する大日(オオヒルメ)信仰は、この頃のものです。
ひとつキーワードになりそうなのが、元正天皇のブレーンであった藤原不比等が691年に近江のwikipedia:日牟禮八幡宮に行って
「天降りの 神の誕生の八幡かも ひむれの杜に なびく白雲」
という歌を詠んでいることです。
ちなみに先日、元正天皇にご挨拶をしてきました。
この地を行幸した元正天皇は『醴泉は、美泉なり。もって老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、霊亀三年を改め養老元年と成すべし』との詔を出し「養老」に改元した。wikipedia:養老の滝
養老元号の由来ともなった菊水霊泉です。
とは言いましても、かなり寂れた感じで、水の精が泣いているようでした。日本人は戦後67年の間に水ではなく、原子力を拝むようになったので。。。
菊も水も清浄さの放射を表します。
今、青龍のイメージが強烈に浮かんでいて、先日、美濃に行くときも多賀大社の神山とも目される青龍山にいつか登らなければと思ったところでした。
高速からちらっと見えるんですよ!胡宮神社と青龍山が。。。
2年ほど前に胡宮神社には参拝しましたが、時間の関係で青龍山の頂上の磐座へは行けなかったんです。
青龍といっても日本人の信号機の法則で、青ではないですよ。信号機のように緑とも青ともとれる微妙な色です(笑)
その青龍が何をしようとしているかといえば、東洋と西洋の金胎不二。
東洋の理と西洋の智の大同団結。現代的にもっとわかりやすく言えば、東洋の情と西洋の理の統合。
男性性と女性性の統合でもあります。
つまり火と水の大統合でもあります。
青龍、それは、つまり、清流であり、盛隆でもあります。
日本では、古今東西という言い方をします。これは全ての方角と全ての時間という意味でしょう。
古今をココンと呼んだりコキンと読んだりします。コンとキンの両方につながるのは狐ですよね。つまりお稲荷さん。
それは、稲でもあるので金でもあります。全てはつながっています。すごいですね、日本という国の哲学性は。。。
古今東西山手線ゲームというのがありますが(笑)、この円環の思想も独特ですよね。88ですね。山手線という円環、つまり、【丸】自体が時間を超越しますので、【金】ということなんですね。
だからこそ大日如来。大日とは大きな丸という意味です。現代風に言えば、巨大な山手線ということです。
私たち日本人の中には、今でも男性性と女性性が統合された時代の記憶が留められています。
それを今、世界のために!
とういうか、日本が今、危機だから、まず日本のために!
余談ですが、さいたまの浦和のwikipedia:調神社には、兎が祀られています。それは、ツキと月が同じ音だから、だそうです。昔から日本人のコジツケは凄いです!
ツキ神社はツキを尽きさせないために拝む神社だそうですが、そのために月を拝むというのは、日本の言霊の力は凄いです。
ただ、それがコジツケだけでなく当たっているところが凄いです。憑き物とは言いますが、私の場合は、満月の時に出て行きます。憑きと月は関係しています。これと同様におそらくツキと月も関係しているんでしょうね。
ちなみに尽きるというのも月がなくなる(新月)ことを意味しているんでしょうね。
こんなこと書いていますが、ツキ神社はものすごく由緒正しいんですよ。倭姫が訪れているという伝承がありますから。。。